8月2日からの11日間、カナダに滞在しました。この夏、海外へ行こうと子どもに持ちかけたら、小学2年生の子どもが行きたい国は「カナダ」でした。日本とは異なる文化を体感して欲しいと思い、ホームステイやカナダの現地の子どもたちが行くデイキャンプを手配してくださるフロムウエストさんへ連絡をとりました。
私達の日程上、デイキャンプはわずか3日間でした。
日本では英語とほぼ無縁の生活を送る子どもなので、英語は当然聞くことも話すことも出来ません。そのため必要最低限の意思を伝えられる紙を持たせてデイキャンプに参加しました。初日の朝、子どもは不安そうでした。しかし、スタッフの方はとても親切で、「英語がわからなくても大丈夫」「ここには、英語が話せない他の国の子も参加したことがあるから」と、子どもの不安と親の心配を察知して、緊張をほぐしてくれました。そして、お迎えに行ったときは「楽しく過ごしていたよ」と報告してくださり、子どもも、「楽しかった~」と満足の一言でした。毎日、ウォーターパークや公園など異なる場所へ徒歩やバスで出かけて遊んでいました。夏なので、日焼け止めや熱中症対策などもしていただきました。
2日目のお迎えの時には、「英語が喋れるといいのにな」と子どもがつぶやきました。どうしてそう思うのかを尋ねたら、「英語が喋れたら、気持ちを伝えられてもっと楽しくなる」とのことでした。3日目が終了したときは、「今度はもっと喋れるようになって参加したい」と決意していました。デイキャンプの3日間で、子どもはカナダのお弁当やおやつ文化も学び取っていました。ランチはとてもシンプルで、キュウリや人参をスティック状に切り、フリーザーバックに入れていたり、おやつはりんご1個丸かじりの人もいることに気がついたようでした。子どもが参加したデイキャンプは4~7歳対象だったので、言葉が通じなくても楽しめたのかな、とも思いました。
ホームステイ先では日本人ママのお宅にお世話になりました。お子さん達は日本語も英語もできるので、私達には日本語で、ママとは日本語や英語で会話していました。子どもは、カナダの学校では長期休暇には宿題が出ないことを聞き、しきりにうらやましがっておりました。また、家の前に公園とテニスコートがあり、加えて日没時間が遅いため夜9時近くまでステイ先のお子さんと公園の遊具で遊んだり、テニスを楽しみました。公園遊具が日本ではみたこともないものが多々あり、子どもはすっかりカナダの生活を満喫していました。
私達は週末やカナダ祝日が含まれる滞在だったため、デイキャンプとホームステイの他に、フロムウエストさんにご紹介していただき日本語ガイドのカナディアンロッキーバス旅にも参加しました。カナダならではの大自然はとても雄大でした。子どもは、バンフの町でシカが歩いていたり、道路際でクマやリスを見たので、とても驚いていました。
どのようなスタイルの滞在にするのか、また、英語が話せない子どもにとって、ホストファミリーは日本人家庭かカナダ人家庭のどちらがよいのか、など、細やかな相談とオーダーメイドの旅行を組んでいただいたフロムウエストさんへは感謝しております。
また、メグ先生のスカイプ英会話体験レッスンでも子どもだけでなくデイキャンプでの親の対応のアドバイスもいただき、とても有意義でした。
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