ユッコママさんの体験談
事の始まりは「親子であっちこっち探検隊」(高野優著)でした。3人の子連れ(全員女の子)で各地の施設を体験し、紹介しているこの本は大部分は日本なのですがその中に”親子留学inカナダ”というのがありました。 そうと決まれば子ども達の英語を何とかしなければ!と思い、カナダ人の先生のいる英語塾に通わせたり、私も密かに猛勉強を始めました。おかげで丸10年専業主婦だった私の脳が徐々に活性化されていくという嬉しい誤算つきです。正式な申し込みから1ヶ月後、やっと主人も同行の決意を固め、我が家最大のイベント、思い出を共有できることになり、とても嬉しかったです。でも結局、移動は全て主人まかせ、その上あとで書きますがビッグアクシデントの後始末も主人に、ということになってしまったのですが・・・ いよいよ出発。エアカナダでの8時間は快適でした。半年前の北海道旅行で飛行機を体験済みのせいか、3boys至極冷静に上昇気流へと乗ることができました。何事も体験だなあと実感した瞬間でした。 こうしてバンクーバーホームステイ8日間が始まりました。観光はグラウスマウンテン、サイエンスワールド、ダウンタウン、ギャスタウン、ロンズデールキーマーケット、スタンレーパーク、サーモンフィッシング等々。長男次男は3日間デイキャンプに通いました。それまであまり楽しそうには見えなかった長男ですが、このデイキャンプは満面の笑みで帰って来ました。体育会系の彼らにとって、ボーリングやプールでのダイビングは日本のそれと違い、大いに楽しめたのもありますが、やはり一番の要因は友達ができたことなのだと思います。同じくフロム・ウエストで申し込んだ名古屋から来たS君、彼は息子達の救世主、全く英語が分からない2人に通訳もしてくれました。子供は子供同士、大人がどんなにすばらしい環境を整えようと、友達との遊びから得るものの尊さは計り知れないという事実に気づかされたのです。「S君ってかっこいいよね。僕もあんなふうに英語が話せたらな・・・」憧れの人に近づきたい、こうした動機から人は動き出すのだなあと思います。 そして、私はステイ先のサリー先生に毎晩英語の個人授業をしていただきました。その90分はまさに英語のシャワー状態で、1秒たりとも気を抜けず、私の脳はなんとか理解しようとフル回転でした。本当にサリー先生の教え方は素晴らしかった!生まれてこの方、家庭教師されるという経験はなかったので、こういう先生に出会えるのなら最高の勉強形態かもと思いました。なぜなら私の欠点を中心に学習計画を立ててくれるからです。おかげで帰国後の私の発音は格段に上達しました。多分・・・ バンクーバー最終日、家族そろってスタンレーパークへサイクリングに行きました。パーク前のレンタルショップで自転車を借り、海を横目に快走。途中、水族館に立ち寄り自転車置き場へ戻ってみると、私の自転車だけ消えています。そうです。盗まれてしまったのです。でもよく考えてみれば鍵もかけずに置いておけば、日本でだって持っていかれます。全スケジュールをこなし明日は日本へという日、気がゆるんでいたのでしょうね。途方に暮れて惠子さんに電話すると的確なアドバイスをいただけました。レンタルショップでの賠償金は約5万円。でも高そうなマウンテンバイクだったのでそのくらいは仕方がないのかと思い払って帰宅すると、サリーさんがカンカン。「5万円も弁償させるとは何事か」「払う前になぜ私に相談をしてくれなかったのか」ということでした。私の中では自分の失態だし、ステイ先に迷惑をかけたくないという気持ちだったのですが、サリーさんにしてみると「なんて水くさい」ということだったようです。その後すぐ警察へ盗難届を出しに行ってくれたり、保険が下りるようにと書類を作成してくれたりと、お忙しいのに本当にお世話になりました。サリー夫妻の温かいお人柄、今でも心にずっしり残っています。帰国後、海外旅行保険から全額下りたので今では笑って話せますが・・・ 今こうして机に向かいながら思うことは、バンクーバー親子留学を思い立つ以前の私と、数々の難所を乗り越えた以後の私は明らかに違います。次回を夢みて英語習得に励む私、息子達の友達に感謝するようになった私、internationalな視野を持つことの意味を知った私・・・親の視野が広くなればなるほど子供の世界が広がります。日々学んでいくこと、これが私の見つけた大切なものです。惠子さん、サリーさんご一家、本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。 p.s シーバスに揺られながらゆったりと摩天楼に近づいていくあのひとときは、自分の中に何かが生まれてくるような至福の時でした。いつかまた・・・ありがとう〜 ![]() |
|
2007年8月の8日間、パパ、ママ、10才、9才、5才のボーイズが英語スピーカー宅でデイキャンプとホームステイを体験されました。 スタンレーパークで自転車を盗まれた時は私も冷や汗が出てきました。1台$400以上で、不幸中の幸いというのか4台あったうちの1台です。しかも1台は親子乗りの物でさらにお高そう。でも保険で下りて本当に良かったですね。こちらこそ、皆さんで来て下さってありがとうございました。(けいこママより) |