カナダ留学/カナダ親子留学/カナダ親子ホームステイ/こどもフランス語教材/こども英語教材はフロムウエスト


「おせつさんが行くわよ!」特別寄稿(シニア・カナダお一人様体験談)

NO1
9月から1ヶ月間のカナダ行きを計画しました。まず問題は夫の了解ですが、その前に友人宅が1ヶ月間の宿泊を受け入れてくださるかどうかメールを送りました。しばらくしてOKのメールをいただき感激し、早速夫に話しますと、私の長年の思いを知っていましたので許可してくれました。夫は退職後3年の年数がたっていますので、食事のことはひととおりできるようになっています。ごみ出し日はカレンダーに丸を付けました。洗濯は自分の分だけだから大丈夫と言ってくれました。

7月始めに航空券の手配を始めますと、パソコンの格安航空券は全て満席。カナダ紅葉ツアーとして早くから予約されているとの事。特に直行便を探しているから余計に駄目です。困りまして学生のリターン切符があるかもしれないと考え、ある大学の生協に行きました。一応探してみますとの返事。9月4日1席あいているとの事。航空券は確保できました!カナダ行き決定です。

飛行機の隣席は長居世界陸上競技大会のカナダのマラソンランナーです。自己紹介しまして14時間の長旅ですから飛び立ってから話を聞かせていただき又サインでもと考えていましたら、飛び立つと同時にビジネス席がひとつ空席がありますから席を移るようにと仲間が来て移っていきました。がバンクーバーに着いたとき“有難う”を私の席まで言いにきてくれました。感激!

バンクーバー空港で無事友人に会え、彼女の車で空港近くのグランビル通りにある着付け教室を開くお家を訪ねました。大きなお家、素晴らしいお庭。玄関先でご挨拶をすませまして友人の家へと向かいました。グランビルブリッジを渡り、グランビル通りを走りバンクーバー、一番のダウンタウン ロブソン通りを通り抜け、ジョージア通りに入りました。スタンレパークの近くライオンズゲートブリッジを渡り、キャピラノ吊橋の前を通り、友人の家に着きました。このような観光名所を走り抜けていたと気づいたのはしばらくしてからです。  

航空券とホームステイの費用のみ日本で支払ってきていますが、あとの予定は何も組んでいません。まずは教室の日を確認し、それからにする事にしました。 

2日目 バスとシーバスの乗り方を教えていただく事にしました。そしてダウンタウン ロブソン通りへ。大勢の人達が歩いています。カナダ人はどの人達か解らないほどアジア人の多さです。

*ウイスラー旅行(9/7) 集合はシーバス乗り場の近くパンパシフィックホテルにしました。7:30友人宅を出発し、シーバスで2ゾーン切符を購入しました(この切符は90分以内でしたら何回でも、バス・シーバス・スカイトレインに乗車可能です)ウイスラーは2010年の冬季オリンピックの開催地です。今までの片道1車線を2車線にする工事中のため、いつも渋滞しています。ウイスラーのツアーはガイド兼運転手(関西出身 カナダに住んでもよいと思っている超日本的なお嫁さん募集中) 富田林市から1ヶ月間の語学留学生(ホームステイ先の食事が悪いと何時も言っている)、横浜のOL2人(海外旅行が趣味)そして主人を日本に残して1ヶ月間の一人旅を満喫している私計5名のツアーです。落差300mの滝シャノンフォールズに寄り、北米最大のスキーリゾート地ウイスラーに着きました。ここは100以上のスキーコースが連なっています。ゴンドラに乗ると、それらのコースを見ることが出来ます(急斜面コース・新雪コース・上級・中級コース・難しいコースがたくさん揃っています)。夏スキーを楽しめる氷河の上を頂上までゴンドラで行きました。9月なのに真冬のような寒さです。ゴンドラ登り口周辺はホテル・レストラン・ショピングセンターが並びます。


NO2
2010年この景色をテレビで見ることが出来ると思うと、今から楽しみです。帰りは運転手さんが大変親切で、パンパシックホテルで降りなければいけないのですが、帰り道だからと言うことで、友人宅まで送って頂きました。超日本的な良いお嫁さんが見つかりますように願っています。

*夕方6時頃から時間があきましたのでキャピラノ吊橋へ行くことにしました。友人宅から徒歩(10分)で行く事が出来ます。ゆっくりひとりで入場しましたが、やはり観光地、遅い時間は人はまばらです。高さ70m、全長137mゆれています。そこを一人で歩く醍醐味。面白い!ゆっくり歩いて渡りました。そしてたくさんの遊歩道「ツリートップ」を渡っていくのも大変楽しい。吊橋の魅力を存分に味わうことの出来る場所です。1週間で2ヶ所の観光名所クリアです。

*2週目はKさん紹介のサリー宅でホームステイ。同じノースバンクーバーなのですが東の方です。家族は夫婦、子供(8,6,4歳)、お手伝いさん。イタリア人2名、メキシコ親子、ドイツ人、トルコ人、ジャパニーズ(私)と計13名の大家族です。私を除くステイの人達はベースメント(地下室)です。下には4個の部屋と2個のバスルームがあります。上には3個の部屋2個のバスルーム、キッチン兼リビングがあります。モーニングはパンが3種類あります。ご飯も自由です。冷蔵庫を自由に開くことが出来、ハム果物も自由です。ホームステイ先では良い方だと思います。出かける時はハンバーグ又はサンドイッチを作ってくれます。これはとてもおいしく3回作っていただきました。デイナーは一品のみのフィリピン料理です。共働き夫婦ですので、26歳の若きお手伝いさんがおもに料理をします。人当たりのとても良い人ですので、メンバーはいつも彼女と話します。ランチに炒飯を作って一緒に食べました。

Kさんとシルバー向けのコミュニティセンターへ行きました。11時からのダンスクラスに参加するためです。 

センターではコーラス・ラインダンス・卓球・麻雀・スペイン語講座といろいろあります。私がダンスをする事からこのクラスにしたのですが、1回のみの参加は電話では断られていました。でも、直接交渉しますとわずかな費用でOKしていただきました。ラッキーです!20人ほどのシルバーメンバーがワルツ・ジルバ・ブルースと踊っています。その中に入って踊りました。Kさんは見ていましたが、9月29日の34周年デイナーパーテイに招待されました。帰国2日前ですので参加できるかどうか解らないと言ってましたが、帰り際ぜひ来てくださいと、また誘われました。 

*ギャスタウンはバンクーバー発祥の地。海辺に面した石畳の町です。19世紀レンガ造りの建物は大体みやげ物店に変わっています。ギャッシー.ジャック像の前でお茶にしました。店員さんが私達をそのままにして何処かへ走って行きます。猛スピードです。冗談で、もしかしたらハーブテイを注文したので、ハーブを庭へ取りに行ったのでは・・・と笑っていましたら、やはりハーブの袋をさげて帰って来ました。ハーブがなかったのでスーパーに買いに行ってたそうです

* バンクーバー美術館が火曜日5時より無料開放されますので、その時間に合わせて行きました。長蛇の列で観光客ばかりです。入口到達は多分1時間はかかりそうです。先住民の工芸品 モネ ロダン ピカソと有名な画家達の絵を見せていただきました。 

*1日バス乗り放題切符(C$8)を使ってバンクーバー博物館へいきました。玄関先に大きな蟹のオブジェ。先住民族の生活用品・写真・等身大の蝋人形10体程に着せられた昔のドレス姿、大変綺麗です。レース網の服、ビロードの服どれをみても素晴らしいの一言。そのころの優雅さが思われます。

*隣の海洋博物館へ行きますと、1942年頃北米一周航海に成功した巡視船セントロック号がそのままの形で保管されています。看板及び船内を見ることが出来ます。船長室・船員室・無線室・台所、全て一般公開されています。船好きにはとても楽しい場所です。イングリシュ ベイ ビーチでお手伝いさんの作ったサンドイッチを食べる良い場所を探していますと、出発しようとしているヨットを見つけました。ヨットのオーナーに乗せてほしいと言ってみました。OK!すぐに救命具を付けなさい、そして2時間程かかりますが大丈夫ですか?という返事。私には時間はたっぷりあります。メンバーはフィーンランドのフォークダンスグループと4家族、私を含めて15人です。


NO3

先ずは6人の手漕ぎで岸を離れます。海へ出ますと帆をはり揺られながら2時間オーナーの観光ガイドを聞きます。ウェストバンクーバー・ライオンズゲートブリッジ・ダウンタウン・スタンレパークをヨットの上から眺めるのです。感激!夜はホームステイのメンバーとお茶をします。わたしは4日間サリーの英語のレッスンを受けました。発音を直していただいたのがとても良かったと思います。1週間の英語のみの生活も楽しむ事ができました。サリーもディナーパーテイに参加することになりました。

友人宅へ帰宅

*ビクトリア観光 6:45パンパシックホテル集合でした。キャピラノ通りは朝7時以後でないとバスは動きません。それで友人のご主人の出勤に便乗をお願いしました。

大庭園ブチャートガーデン 1906年石灰岩採掘場跡地に作られた庭園です。深く掘っている場所は池になっています。「沈んだ庭」と言われ、またその中心に噴水があります。この噴水は形が次々と変化します。ベゴニア・ダリア・バラ園・日本庭園へと歩いていきます。この庭園の魅力のポイントは上から見るサンクスガーデンだと思います。最高の観光地です。ツアーで行ったのがとても残念。1時間のみの自由行動だったので、ゆっくり見る事が出来なかったからです。(1849年イギリスの植民地になったビクトリア)フェアモント、エンプレスホテル、BC州議事堂など多くの英国風建物が立ち並びます。州議事堂内の見学をしました。 

バンクーバーにはたくさんの語学教室があります。Kさん紹介の教室に3日間通いました。大変楽しい時間を過ごしました。

*着付け教室です。最初外国人の教室です。教えるというよりは一度着物を着たいと思っている人達でした。自分の着物姿にみとれ、写真やビデオを撮っていました。

バンクーバーに来てすぐに訪問しました家で着付けです。皆様はバンクーバー総領事館でお茶会が開催される時、お手伝に行かれるそうです。そして、シアトル・モントリオール・バンクーバで3年に1回お茶会を開催。今年はシアトルの番のようです。ティータイムをはさみ6時間のレッスンになりました。次は高級住宅街ウエストバンクーバーです。庭から見える景色は本当に素晴らしい。ダウンタウン・ハーバーセンター・ライオンズゲートブリッジ・スタンレパーク・シーバス全て見渡せるのです。夜景も素晴らしいとの事。その景色を眺めながらのランチでした。アンティークが趣味のようです。食器や古い家具がたくさんあります。食事に使用していた食器などは江戸時代の物ではないかと思われました。食後着付けです。三世の若い方たちです。これからお茶を勉強していかれる人達でした。

*ロッキー山脈の旅 飛行機で2泊3日の旅。カルガリーまで飛行機で行きます。ロビーで添乗員さんと待ち合わせです。3日間御一緒するメンバー。ナガラでB&Bを経営しているHさん、沖縄のOさんIと私、お花の小原流池の坊を習得したガイド兼ドライバーの5人です。1988年冬季カルガリーオリンピックのジャンプ台を見ながらバンフへ向かいました。私のホテルはキャンモアのラジソンホテルです。キャンモアからバンフまで車で20分ほどかかります。静かな町です。ホテルは一人でキングベッドを使っています。午前8時にバンフによって3人を乗せ、堺の夫婦も同じツアーに合流してきました。計7名ガイド込

ロッキー山脈 1億年以上前、海底から隆起した山々が風雨の浸食をうけ、山の間を流れる川によって削られていった山々 3度の氷河期を通過したコロンビア大氷原、2日間の日程でまわりますレイクルイーズからジャスパー間、全長230qアイスフィールドパークウエイを計7名乗のワゴン車で走ります。左右は3000m級の氷河を含んだ山々の景色を眺め、きれいな空気を吸い込み、ロッキーに来られて良かったと思います。レイクルイーズは最美しいエメラルドグリーンの湖。ロッキーへ行けば誰もがいく湖です。お隣はフェアモント.シャトー.レイク.ルイーズホテル本当に素晴らしい。キャスルマウンテンは険しいお城のような山々。マウントエデイスキャンベル標高3363mは天使が羽を広げたような山で、エンジェル氷河と言われています。

NO4

ベイトレイクはベイト氷河から流れる堆積物によって深緑、ブルー トルコブルー色に変える湖。通路には雪が積もっていましたので滑らないように皆さん気をつけて歩いています。沖縄の人達は雪に大喜びです。タカカウ滝・アサバスカ滝・サンワブタ滝・ジョンストンキャニオンそれぞれ違った個性をもつ滝でした。コロンビア大氷原の一つアサバスカ氷河に登ります。車はアイスフィールドセンターまでです。センターには大勢の日本のツアー客がいました。そのツアーの人達と同じ雪上車(55人乗り)に乗って氷河の中心まで登っていきます。氷河の上に降り立ちました感激ですここまで来る事が出来ました。帰りは吹雪の中を走りぬけ、沖縄の人達とカルガリー飛行場で別れました(後日CDが届きました)。

デイナーダンスパーテイ ホームステイ先のサリー、Kさんと3人で参加しました。100人程参加者がいましたが大半カップルです。とても美味しいデイナー 生バンド 女性シンガー ダンスパーテイ。ブルースが中心です。このひと時を惜しむようにカップルで、ゆっくりステップを踏んでいます。私達も大変楽しい時間を持ちました。

カナダ最終日 最後の着付け教室を終えました。 帰国

9月の1ヶ月間、おせつさんはお友達宅に滞在、その間の1週間だけ、サリー宅に滞在し、初めてのホームステイを体験。サリー先生の個人教授、そしてダウンタウンの語学学校で英会話教室を体験されました。

初めてのシニア一人旅のお客様です。着付けの先生で、こちらでお友達のお知り合いの方にお教室を開いて、教えて差し上げたそうです。ホームステイには1週間だけのご滞在でしたが、ちょうど夏の忙しい時期が過ぎていたので、ダンス教室、チャイナタウン、ガスタウン、語学学校、美術館、キャピラノモールでダンスパーティ用のお洋服をお買い物したり、ホットヨガにもご一緒しました。好奇心旺盛で、誰とでもすぐにお友達になってしまう、おせつさんです。生き生きとしていて肌もとてもキレイ。思わず、「どこの化粧品ですか?」と聞いてしまいました。本当にありがとうございました。


 (c) 2009-2014 fromwest.net All rights reserved
 
当サイトに掲載されているすべての画像、文章等の無断転用、転載はお断りいたします。